「私はこう戦った」の日記

子どもと外国人妻が心の支え!不当解雇を訴え復職するまでの道のり

お財布拾いました!~名乗るほどの者ではありません~

年末の話です。お財布を拾いました!カード類と現金がずっしりのお財布です。

 

事の次第はこうです。

 

車で国道を走っていたら、道路の真ん中あたりにウエストポーチのような物が落ちて中身が散らばっていたのに気づきました。タバコとライターが散らばっているのが見えたので、「バイクに乗ったおっちゃんが落としたのかな」と思いました。。

 

私はただタイヤで踏まないようにしてその場を通り過ぎました。

 

ですが数分車を走らせた後、ふと思ったのです。「これは恩返しをしなきゃかな?」

 

金運の招き猫@常滑

 

というのも、この時からおよそひと月前、娘が買ったばかりのスマホを落としたのです。通り道を探したり、駅に問い合わせたりしましたが見つかりませんでした。頼りのGPS機能も電源が入っておらず、ダメでした。

 

ですが約1週間後、警察署から連絡が入りました!誰かが拾って届けてくれたのです。拾ってくれた方は名前を名乗ることもなかったそうです。

 

このことがありましたので、面倒臭がらずにウエストポーチを拾ってあげなきゃと思い、一旦は通り過ぎた現場に戻りました。ウエストポーチはまだ同じところに落ちたままでした。

 

現場の道路は車の往来が結構ありました。なので私は両手で合図を送って往来する車を止め、道路に散らかっている物を拾いました。

 

道路の脇でウエストポーチの中を見るとずっしりとした財布が!ぱっと中を見るとクレジットカード類、運転免許証が入っているのが見えました。「おっちゃん」ではなく「アニキ」でした。お札も何枚か。入念に中身を見るのも失礼だなと思い、一瞥するだけに留めました。

 

免許で持ち主の名前がわかることだし、交番に届ければすぐに落とし主に連絡されるだろう。

 

Googleで近くの交番を検索すると数分のところにありました。お巡りさんからどこで拾ったのか、また私の名前と連絡先を聞かれました。お巡りさんによると、落とし主が見つからなかった場合、拾った人にそれをもらえる権利があるとかないとか。

 

もちろん私の答えは「名乗るほどの者ではありません」(笑)。

 

こうやって善意の連鎖が広がったらいいな。

 

と思っていると今日の夕方!、駅の改札口で数人の外国人女子が駅員さんに何かを訴えている。英語で何か訴えているが駅員さんは理解できないようで困惑した様子でした。

 

私はちょこっと英語が話せるので、お助けしようかソワソワしていると、駅員さんが合点がいったように駅員室に走って戻り、何かを手に戻ってきました。すると外国人女子らは「キャー」という喜びの歓声!

 

どうやら外国人女子は電車か駅で落とし物をして、それが無事に見つかったようでした。

 

善意の連鎖は少しずつ広がっています(こじつけ)。

 

みなさんも善意の連鎖に参加していますか?

 

もし娘のスマホを拾ってくれた方がこの日記を読んでいたら、この場を借りて感謝申し上げます。

 

あと、ウエストポーチを落としたアニキがバイクで財布の受取りに行かなかったことを祈るばかりです。だって、財布と引き換えに無免許運転の罰金食らうから、喜んでいいのか悲しむのかわからんからです。

 

※本稿は、1/31の日記「落とした財布が届けられる国(その壱)」の前編です